Knative 1.14リリースの発表 ¶
公開日: 2024-05-03
Knative 1.14リリースの発表¶
Knativeの新バージョンが複数のコンポーネントで利用できるようになりました。必要なコンポーネントをインストールするには、Knativeのインストールの説明に従ってください。
このリリースでは、コアKnative Serving and Eventingコンポーネントに多くの小さな改善が加えられ、さらにいくつかの特定のプラグインに改善が加えられました。
目次¶
Serving¶
リリースノート: Knative Serving 1.14
💫 新機能と変更内容¶
- 複数のコンテナを持つKnativeサービスに対応するための新しい機能(
multi-container-probing
)が導入されました(#14853、@ReToCode) - ドメイン構成で複数のワイルドカード証明書ドメインのサポートを追加しました(#14543、@arsenetar)
- 証明書生成エラーは、その親であるルートにバブルアップされます。(#14962、@ckcd)
- リビジョンContainerHealthy状態の計算時に、すべてのコンテナのステータスを確認します(#14744、@seongpyoHong)
- Servingは現在、実験的機能の
cluster-local-domain-tls
をサポートし、必要なKnativeCertificates
を作成します(#14610、@ReToCode) - オートスケーラーは、初期化中はPodAutoscalerのdesiredScaleを現在の値に維持し、メトリクスがないため(#14866、@SaschaSchwarze0)
- デプロイメントのアップグレードが失敗しても、トラフィックをドロップしない(#14795、@dprotaso)
- CMバンドルからの上流TLSトラストを追加します(#14717、@ReToCode)
- ルートドメインエラーを特定します(#15082、@skonto)
イベント¶
リリースノート: Knative Eventing 1.14
💫 新機能および変更点¶
- EventType Autocreate は、非ブロック動作になりました (#7709, @Cali0707)
- EventTypes は、トリガーおよびサブスクリプションに返信イベントが送信されると自動的に作成されるようになりました (#7733, @Cali0707)
- ApiServerSource をデプロイするときに
nodeSelector
を構成する機能が追加されました (#7584, @sadath-12) - YAML 1.2 に準拠するために YAML マージタグを置換しました (#7662, @converge)
- ステートフルセットのスケジューリングにより、API サーバーに対するリクエストが少なくなり、API サーバーの負荷が軽減されました。(#7651, @Cali0707)
🐞 バグ修正¶
- 設定検証 Webhook のスコープを
knative-eventing
名前空間にのみ制限しました。(#7792, @pierDipi)
クライアント¶
リリースノート: Knative Client 1.14
💫 新機能および変更点¶
- fish シェルと PowerShell シェルに対して補完サポートを追加しました (#1929, @tuhtah)
🐞 バグ修正¶
Functions¶
リリースノート: Knative func 1.14
💫 新機能および変更点¶
- 実験的な「Host」ビルダで構築された関数が、FUNC_CREATED および FUNC_VERSION メタデータ環境変数を含むようになりました。(#2195, @lkingland)
🐞 バグ修正¶
- Func の invoke が、contenttype が application/json のデータを正しく処理するようになりました (#2256, @Cali0707)
- 修正: darwin/aarch64 で「メインパッケージがビルドされていません」(#2148, @matejvasek)
- Func deploy --username=func --*** が registry.example.com のパスワードを取得します) (#2242, @lkingland)
- プロトタイプ Host ビルダが、シンボリックリンクなどの非正規ファイルをサポートするようになりました (#2156, @lkingland)
- run コマンドでタイプミスを修正しました (#2168, @Sanket-0510)
- ドキュメントを更新しました (#2169, @matzew)
- go-func を v0.20.0 に更新しました (#2170, @matzew)
- 廃止された tanzu ビルダイメージを削除しました (#2178, @matzew)
- マルチアーチをサポートするアップストリームライフサイクルイメージを使用しています (#2196, @matzew)
- make が呼び出されないのを修正しました (#2245, @matzew)
- 適切なハンドラ API のみを使用し、冗長のコンテキストは不要になりました (#2249, @matzew)
オペレーター¶
リリースノート: Knative Operator 1.14
依存関係の更新のみ
貢献者へ感謝¶
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