リビジョン¶
リビジョンは、Knativeサービスの変更ごとに、アプリケーションコードと構成のポイントインタイムスナップショットを含むKnative Servingリソースです。
リビジョンを直接作成したり、リビジョンスペックを直接更新したりすることはできません。リビジョンは常に、構成スペックの更新に応じて作成されます。ただし、リークしたリソースの処理や、Knativeサービスの管理時に将来のエラーを回避するための既知の不良リビジョンの削除のために、リビジョンの強制削除を実行できます。
リビジョンは、ConfigMapやSecretなどの可変のコアKubernetesリソースを参照する場合を除き、一般的に不変です。リビジョンは、リビジョンのデフォルトの変更によっても変更される可能性があります。リビジョンを変更するデフォルトへの変更は、一般的に構文上のものであり、意味論的なものではありません。
関連概念¶
オートスケーリング¶
リビジョンは、受信トラフィックに応じて自動的にスケールアップおよびスケールダウンできます。詳細については、オートスケーリングを参照してください。
リビジョンへのトラフィックの段階的なロールアウト¶
リビジョンを使用すると、アプリケーションの変更を段階的にロールアウトおよびロールバックできます。詳細については、リビジョンへのトラフィックの段階的なロールアウトの設定を参照してください。
ガベージコレクション¶
Knativeサービスのリビジョンが非アクティブになると、設定された期間後に自動的にクリーンアップされ、クラスタリソースが再利用されます。これはガベージコレクションとして知られています。
開発者の場合は、特定のリビジョンのガベージコレクションパラメーターを構成できます。また、クラスタ管理者権限がある場合は、クラスタ上のすべてのサービスのリビジョンのデフォルトのクラスタ全体のガベージコレクションパラメーターを構成することもできます。
詳細については、リビジョンの構成オプションを参照してください。