イベントソースの既定値の構成¶
このトピックでは、Knative イベントソースの既定値を構成する方法について説明します。イベントソースは、イベントの生成方法に応じて構成できます。
PingSource の既定値の構成¶
PingSource は、指定された cron スケジュールで固定ペイロードを持つイベントを生成するイベントソースです。新しい PingSource を作成する方法については、PingSource オブジェクトの作成を参照してください。使用可能なパラメータについては、PingSource リファレンスを参照してください。
PingSource リソースで構成できるパラメータに加えて、config-ping-defaults
と呼ばれるグローバル ConfigMap があります。この ConfigMap を使用すると、PingSource が生成する CloudEvents に追加されるデータの最大量を変更できます。
data-max-size
パラメータを使用すると、ベース64デコードを除くメッセージの送信を許可される最大バイト数を設定できます。デフォルト値の-1
は、データに制限を設けません。
apiVersion: v1
kind: ConfigMap
metadata:
name: config-ping-defaults
namespace: knative-eventing
data:
data-max-size: -1
コマンドを実行してこの ConfigMap を編集できます
kubectl edit cm config-ping-defaults -n knative-eventing