Sugarコントローラーの設定¶

このトピックでは、Sugarコントローラーの設定方法について説明します。名前空間またはトリガーが設定されたラベルで作成された場合、Sugarコントローラーを設定してブローカーを作成できます。例については、Knative Eventing Sugarコントローラーを参照してください。

デフォルトのconfig-sugar ConfigMapは、namespace-selectorとtrigger-selectorを空文字列に設定することで、Sugarコントローラーを無効にします。

Sugarコントローラーを有効にするには

名前空間の場合、LabelSelector namespace-selectorを設定できます。
トリガーの場合、LabelSelector trigger-selectorを設定できます。

選択した名前空間とトリガーでSugarコントローラーを有効にするためのサンプル構成

apiVersion: v1
kind: ConfigMap
metadata:
name: config-sugar
namespace: knative-eventing
labels:
    eventing.knative.dev/release: devel
data:
  namespace-selector: |
    matchExpressions:
    - key: "eventing.knative.dev/injection"
      operator: "In"
      values: ["enabled"]

  trigger-selector: |
    matchExpressions:
    - key: "eventing.knative.dev/injection"
      operator: "In"
      values: ["enabled"]

Sugarコントローラーは、ラベルeventing.knative.dev/injection: enabledを持つ名前空間またはトリガーでのみ動作します。これは、名前空間のレガシーSugarコントローラーの動作もエミュレートします。

このConfigMapは、以下のコマンドを実行して編集できます。

kubectl edit cm config-sugar -n knative-eventing