並列処理¶
並列処理CRDは、並列処理の入口チャネルに送信された同じCloudEventを受信するブランチのリストを簡単に定義する方法を提供します。通常、各ブランチは、ブランチの実行を制御するフィルター関数で構成されます。
並列処理は、内部でChannelとSubscriptionを作成します。
使用法¶
並列処理の仕様¶
並列処理の仕様には3つの部分があります。
branchesは、ブランチごとに1つのfilterとsubscriberのペア、およびオプションでreplyオブジェクトのリストを定義します。各ブランチについて- (オプション)
filterが評価され、イベントを返すとsubscriberが実行されます。filterとsubscriberはどちらもAddressableである必要があります。 subscriberによって返されたイベントは、ブランチのreplyオブジェクトに送信されます。replyが空の場合、イベントはspec.replyオブジェクトに送信されます。- (オプション)
channelTemplateは、Channelの作成に使用されるテンプレートを定義します。 - (オプション)
replyは、ブランチ自体にreplyオブジェクトがない場合に、各ブランチの結果が送信される場所を定義します。
並列処理のステータス¶
並列処理のステータスには3つの部分があります。
- 並列処理オブジェクトの全体的なステータスを詳細に示す
conditions - この並列処理の一部として作成される基盤となる
ChannelおよびSubscriptionリソースのステータスを伝えるingressChannelStatusとbranchesStatuses。 addressは、Addressableが使用できる場所で並列処理を使用できるように公開されています。このアドレスに送信すると、この並列処理の前面にあるChannel(ingressChannelStatusと同じ)が対象になります。
例¶
コードサンプルに従って、並列処理の使用方法を学習してください。