Knative Eventingメトリクス¶
管理者はKnative Eventingコンポーネントのメトリクスを表示できます。
Broker - Ingress¶
以下のメトリクスを使用して、BrokerのIngressのパフォーマンスと、Ingressコンポーネントを介してディスパッチされるイベントをデバッグします。
HTTPコードでメトリクスを集計することにより、イベントを成功（2xx）と失敗したイベント（5xx）の2つのクラスに分離できます。
| メトリクス名 | 説明 | タイプ | タグ | 単位 | ステータス |
|---|---|---|---|---|---|
| event_count | Brokerが受信したイベント数 | カウンター | broker_name event_type namespace_name response_code response_code_class unique_name |
次元なし | 安定 |
| event_dispatch_latencies | イベントをチャネルにディスパッチするのに費やした時間 | ヒストグラム | broker_name event_type namespace_name response_code response_code_class unique_name |
ミリ秒 | 安定 |
Broker - Filter¶
以下のメトリクスを使用して、Broker Filterのパフォーマンスと、Filterコンポーネントを介してディスパッチされるイベントをデバッグします。また、ユーザーはイベントに対する実際のフィルタリングアクションのレイテンシーを測定できます。 HTTPコードでメトリクスを集計することにより、イベントを成功（2xx）と失敗したイベント（5xx）の2つのクラスに分離できます。
| メトリクス名 | 説明 | タイプ | タグ | 単位 | ステータス |
|---|---|---|---|---|---|
| event_count | Brokerが受信したイベント数 | カウンター | broker_name container_name= filter_type namespace_name response_code response_code_class trigger_name unique_name |
次元なし | 安定 |
| event_dispatch_latencies | イベントをチャネルにディスパッチするのに費やした時間 | ヒストグラム | broker_name container_name filter_type namespace_name response_code response_code_class trigger_name unique_name |
ミリ秒 | 安定 |
| event_processing_latencies | イベントがトリガーサブスクライバーにディスパッチされる前に処理に費やした時間 | ヒストグラム | broker_name container_name filter_type namespace_name trigger_name unique_name |
ミリ秒 | 安定 |
インメモリディスパッチャー¶
インメモリチャネルは、以下のメトリクスを使用して評価できます。HTTPコードでメトリクスを集計することにより、イベントを成功（2xx）と失敗したイベント（5xx）の2つのクラスに分離できます。
| メトリクス名 | 説明 | タイプ | タグ | 単位 | ステータス |
|---|---|---|---|---|---|
| event_count | インメモリチャネルによってディスパッチされたイベント数 | カウンター | container_name event_type= namespace_name= response_code response_code_class unique_name |
次元なし | 安定 |
| event_dispatch_latencies | インメモリチャネルからのイベントのディスパッチに費やした時間 | ヒストグラム | container_name event_type namespace_name= response_code response_code_class unique_name |
ミリ秒 | 安定 |
注
コントローラー、Goランタイムなど、多くのメトリクスはほとんどのコンポーネントで共通であるため、ここでは省略されています。これらのメトリクスの詳細については、ServingメトリクスAPIセクションを参照してください。
Eventingソース¶
Eventingソースは、関連するシステムを所有するユーザーによって作成されるため、イベントでアプリケーションをトリガーできます。すべてのソースは、デフォルトで、ディスパッチされたイベントをユーザーが監視するのに役立つ多くのメトリクスを公開します。以下のメトリクスを使用して、イベントがソース側から配信されたことを検証し、ソースとソースとの接続が期待どおりに機能していることを検証します。
| メトリクス名 | 説明 | タイプ | タグ | 単位 | ステータス |
|---|---|---|---|---|---|
| event_count | ソースによって送信されたイベント数 | カウンター | event_source event_type name namespace_name resource_group response_code response_code_class response_error response_timeout |
次元なし | 安定 |
| retry_event_count | 再試行でソースによって送信されたイベント数 | カウンター | event_source event_type name namespace_name resource_group response_code response_code_class response_error response_timeout |
次元なし | 安定 |