IBM ZおよびIBM Powerプラットフォームへのネットワークレイヤーのインストール¶

この追加ステップは、IBM ZおよびIBM PowerプラットフォームにKourierネットワークレイヤーをインストールするために必要です。

Kourierのインストールが完了したら、以下に示すようにenvoyイメージをパッチします。RedHat Maistraディストリビューションの一部として含まれているenvoyイメージを使用してください。Maistraは、OpenShiftと連携するように設計されたIstioの意見に基づいたディストリビューションであり、IBM ZおよびIBM Powerプラットフォームでサポートされています。

使用するイメージ名を見つける
1. Red Hatカタログにアクセスしてください
2. アーキテクチャドロップダウンから適切なアーキテクチャ（ppc64le/s390x）を選択します。
3. タグドロップダウンで使用可能なタグのリストから最新のタグを選択します。
4. "このイメージを取得"タブをクリックし、イメージ名をコピーします。例：registry.redhat.io/openshift-service-mesh/proxyv2-rhel8@sha256:ced904...
以下に示すように、**kubectl**を使用して、**kourier-system**名前空間の**3scale-kourier-gateway**デプロイメントを最新の利用可能なイメージでパッチします。

  kubectl patch deployment 3scale-kourier-gateway -n kourier-system -p \
  '{"spec":{"template":{"spec":{"containers":[{"name":"kourier-gateway" "image":"<the proxyv2 image name>"}]}}}}'

注記

認証に問題がある場合は、Red Hat開発者アカウントを作成して、Red Hatカタログからイメージをプルしてください。
プルシークレットの構成については、こちらのページを参照してください。